中国人との結婚~結婚の手続き~【各論①】

中国人のとの結婚の手続きの各論に入ります。

まず①中国人の恋人と一緒に婚姻登記所で婚姻し、②の結婚証という
パスポートみたいなのをもらう。

ただし!これをもらうには必要な申請書類があります。
〈日本人である貴方〉
1、婚姻要件具備証明書(独身証明書) 
2、婚姻要件具備証明書の中国語翻訳文 
3、パスポート

面倒なのはどうみても1、2ですね。

1婚姻要件具備証明書とは…日本の地方法務局で発行してもらえます。
市区町村役所ではありませんよ(地方)法務局です。

http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/table/QandA/all/104.html

一応法務局のHP貼っておきます。

1でもらった婚姻要件具備証明書を持って、中国へ渡航し、中国の日本大使館や領事館に持っていき、認証とその日本語訳をもらいます。

ですので、中国人と結婚するときは
①まず日本の法務局へ行き、婚姻要件具備証明書という書類をもらい、
②中国へ渡り中国の日本大使館で認証(書いてあることが正しいよというはんこ)

③婚姻要件具備証明書の中国語訳をもらうことになります。

私の妻は黒竜江省の出身であったので、そこを管轄する日本大使館は吉林省の
瀋陽の日本国領事館でした。
アラフォー以上の方はご存知かと思いますが、北の脱北者が領事館の庭まで入ったのに…
中国人兵士に捕まった…
という事件があったあの瀋陽の領事館です!
(若い方はウィキペディアで調べてくださいね!)

あのまんま白いそびえ立つ壁に有刺鉄線が張られ四方はピクリともしな兵士にがっちり
固められていました。
あの事件は当時騒がれ瀋陽領事館職員は大変非難されましたが、
治外法権的に問題はありましたが。中国人の兵士は不審者から日本領事館を守ってくれた
わけですし、日本の大使館員もどこぞ不審者にズケズケ来られるよりは武装警官に守ってもらう
のは当然でしょう。

吉林省は黒竜江省のとなりの省でしたが中国は非常に広いので大変遠いです。
このためだけに旅をする感覚です。
確か寝台列車で向かいました。それぐらいの感覚です。

領事館へは恋人は入れません。日本人だけです。何人かのカップルが同じ目的で並んで
いるので安心してください。開いてる曜日と時間があったはずですので、サイトで
確認しておきましょう。
↓こちら
https://www.cn.emb-japan.go.jp/aboutus_j.htm


私の後ろに並んだカップルの男性は静岡の浜松市に住んでる方でした!
私の近隣の市です。こんな異国の遠くまで来て割と近くの人に会うもんだなあ
という感覚を持ちました。

話題はそれますが、中国に入国したらまずトイレ用の紙を買いましょう。
両替したらすぐにです。すぐに。
どこのトイレにも備え付けの紙はありません。絶対ないです[失恋]

そんな状況なので中国ではそこら中にコンビニ的な雑貨屋があり、
深夜でも営業していてトイレットペーパを売っています。

私は中国がこのとき初めてでしたが、日本の領事館にならあるだろうとおもい
領事館のトイレを借りましたが、そこでも紙はありませんでした…。
幸いポケットティッシュをもっていたので事なきを得ましたが…。

話をもどしますが、婚姻要件具備証明書をもらえば、これであなたの用意するもの、
いわゆるあなた側の義務はとりあえず果たせしたことになります。

次回は中国人側の書類と婚姻登記所について書きます。