夫が嫌い

最近よく見かける産後クライシス。

芸能人や野球選手でさえ、結婚し、子供もでき、さあこれからというときに離婚して
しまう。
女性のガルガル期とも言われ、世の夫はびくびく怯えながらくらし、世の妻たちはイライラとストレスを募らせて、毎日のように喧嘩や冷戦をし、次第に愛情は冷めて終局的に離婚という方向に向かってしまう。

そんな悲劇が多い現状で、僕も仕事が忙しく、帰っても妻とケンカが絶えず、子供の前で怒鳴りあったりしていました。国際結婚といえど別に普通の夫婦です。
皆さんと同じ悩みを抱えていました。
今は仕事を転職し、子育てに参加するようになって少しわかって来たことをご紹介します。
毎晩喧嘩ばかりのご夫婦も何かしらの参考になれば幸いです。

今日は妻側の言い分から。男性の言い分も次回述べますので、男性側もこのページをじっくり見ていただけると幸いです。

夫婦の二人暮らしはあんなにラブラブだったのに、子どもが生まれたら鋭い眼光を光らせて夫にかみつかんばかりでイライラをぶつけてくる。ガルガル期。ホルモンの影響といわれていますが…そうでないと私は考えます。


妻側の言い分としては、子供の面倒を見る大変さという所に尽きると思います。

子供の面倒をみる、つまりは命を預かる大変さ
泣きだすと、アパートの近隣住民に迷惑をかけているようでツライし、たとえ持ち家でも二世帯住宅だとしたら、義理の母親はちょっと泣いたぐらいでいちいち顔を出してくる。
戸建てだとしても余り長時間放っておくと「虐待ではないか?」などの近所の視線。

気晴らしに出かけようにも、子供はじっとしてないし、意外と重たいし、おむつ替える場所を探すのも大変だし、兄弟がいたら数人の面倒を同時にみないといけないので、非常に肩身が狭いし、大変です。
ちょっと目をはなして交通事故にでもあったらそれこそ悔やみきれない。出かけるのも億劫になる…。

夜は夜で夜泣きもするし熟睡できず、いつも寝不足。子供の面倒を見るというのは緊張を強いられます。本当に視線を外せない。寝ていてもベッドから落ちそうになるし、つかまり立ちをするようになると、ちょっと高いところに置いておいた物も届くようになり、危険な「はさみ」なども不意に触ります。

筆者もはさみで離乳食を細かく刻んでいて、食べさせる寸前に台所にスプーンをとりに行った7秒くらいで、もう子供がはさみで自分の手を少し切ってしまっていました。

秒単位で気が抜けないのです。そんな目が離せない緊張感ゆえ旦那には早く帰ってきてほしい。帰ってきて少しでもいいから気持ち的に楽になりたい。

それなのに、夫はようやく帰ってきたと思ったら、ご飯を食べてソファに横になるだけ。
スマホいじってる。

それでもそれでも働いてきたんだから労ってあげたい。ゆっくり休ませてあげたい!とも思っています。

ですが、子供がジュースこぼしたり、泣いたりして余裕がないときはつい命令系の口調で「あれやってよ!!」
「ちょっとは手伝ってよ!!」
と言ってしまいます。

ご飯を食べても美味しそうな顔で褒めてくれないし、「子育て今日もお疲れさん、ありがとう」なんて言ってくれたことも無い…。

なんでわかってくれないのよ!毎日毎日!とだんだん不満を募らせていきます。
二人きりの時はあんなに頼りがいがあったのに、今じゃ邪魔だし、大きな子供が一人増えただけ。
もういい私がやるから、なるべく帰ってこないほうがまし!

これが奥様方のご気持ちだと思います。小さいお子さんがいるご家庭でいつもニコニコしている奥様がいたらそれは、ベビーシッターさんでもいらっしゃるご家庭ぐらいじゃないでしょうか。

次回は男性側の言い分を書きます。