中国人との結婚~結婚の手続き~【各論②】

次は中国人側の必要書類を書きます。
中国人の恋人には

1居民戸口簿 
2居民身分証

を用意してもらいましょう。言えば分かります。
これだけです。これをもって結婚と結婚証の発行を申請します。


中国人との国際結婚は、圧倒的に日本人の方が書類手続きが多いです。

中国の恋人はあまり書類に関してはやることは少ないですが、
基本的に我々日本人が手続きや場所、会場を調べて、中国の恋人に 案内してもらったり列車やバスのチケットを手配してもらう格好になりますので、二人の共同作業が試されます頑張ってください。

また更に言えば、中国の恋人の親族がいればもっと安心です。例えばお義父さん(になる人)。

中国はやはり急に発展した国。人脈や年配者の文化がモノをいう国です。
タクシーを拾ったり、正確な場所をつかんだり、大きな荷物を持ったり大変です。


なにせ移動だけで大幅な時間を費やしてしまいます。広大なお国柄ですので旅行並みの
行程にならざるを得ないのです。

必然的に荷物も増え時間の制約もあり、臨機応変なことを求められます。時間オーバーで
ホテルに止まらなければならないなど。海外で片言の英語や中国語しかしゃべれないと
難しいものがあります。中国人の恋人も経験が豊富でない場合も多いです。


そしてなにより手続きには袖の下を通したほうが速くすむことがあります。そこの 交渉が年長者は上手です。

たとえばこの婚姻登記所。ここは中国にとって外国人との結婚のみを扱う
中国人と外国人の結婚の専用の登記所になります。
各省にあります。

で、簡単に言うと意地悪をされます。
ちょっと受付の上役っぽい人間がでてきて、
「今日は申請のみ受け付けマス。発行は明日以降になります。明後日かもしれません。」
そしてなぜか名刺を渡されます。

外国人に取っては中国にいられる期間は限られています。足元を見てくるのです。
いつできるか分からないよって。
ここであきらめて翌日また行く人は不正解。運よく発行されるかも程度です。

正解は、そこでもらった名刺の電話番号に電話をかけて、いくらかその個人に払って(賄賂ですね) 手続きや結婚証の発行をすすめてもらう、です。
私のお義父さんは500元程度を払ったようです。(私は関与しておりませんので…あくまで目安です)

公務員がこのようなことをする国で、潔癖な人には耐えられないことかもしれませんが、
これも中国式の文化です(今は厳しくなったようですが)

この上記の名刺の役割に気づいた人は他に5~6カップルいました。


これで婚姻届けの受理と結婚証を申請当日無事発行してもらえました。確か朝一申請して17:00位には貰えました。

結婚証をもらったこのあとは、いよいよ日本での婚姻届けのときにいる書類を集めます。

それはまた次回書きます。