妻が憎たらしい

産後クライシス。今回は男性側の言い分を記事にしたいと思います。

前回女性側の言い分を書いたので、今回は女性にじっくりと読んでいただければ夫の考えていることが少し理解できるかもしれません。
またご自分のイライラも少しは収まるかもしれません。

朝早く寒くても仕事の時間がくれば起きなけらばならない。嫁が起きてこなくても文句など言わない。ごみ捨てもどうせ仕事へ行くついでだ。すべてにおいて僕の優先順位は子供より低いけど…

これも家庭がうまくいけば何ともない。誕生日忘れられてもまあ、祝ってもらうような歳じゃないし。

僕らは幼少のころより、社会や学校で
これからは女性の時代だ」
「男女平等が大事だ」
と言われ続けた。


「そうか!僕らは女性の社会進出を手伝わなきゃ!もっといい社会を作らなきゃ!」


人生の先輩であるウチの両親をみていると、『親父は亭主関白で全然家事もしない!
あんな風にはならないぞ!』

という意気込みでいよいよ大人になりました。

朝早くから仕事にでて、少ない小遣いでも文句も言わずに働く。大変だけどこれも家族のため。俺が一番稼げるし。たとえお客に叱られてもなんとか頭を下げてやりすごす。プライドより家族の生活があるからね!

嫌なことあったけど帰ってからは仕事の愚痴なんてこぼさない。家族に心配かけたくないし。辛いことは早く寝て忘れよう。

独身の頃はよかったな。給料を全部自分のために使えたし。でもこれが家庭を持つということなんだろう。俺が働かなきゃ。家族にご飯を食べさせるために稼がなきゃ。

家族をもっている旦那さんはこのようなことを考えています。奥様の前で愚痴などこぼしている人は皆無でしょう。

会社では働き盛りで部下や後輩もでき、責任が問われることも多くなってきています。
大きな会社ではないけど、正社員というだけで他の非正規の人より重い仕事をしています。
その重圧といったら平の社員や一般職の社員とは全く違うものがあります。だからこそ年収500万を稼いでこれます。
500万を稼ぐことがいかに大変か仕事をしている方ならわかるでしょう。毎日定時帰りの人では残念ですがほとんどの方はこの金額を稼ぐことは難しいでしょう。

だから責任を持って沢山仕事をこなして、残業漬けでもがんばってお金を稼いできます。
それなり年齢の男性でも残業代がない定時帰りだとそんなに年収は多くはありません。
役職に就けば別ですが、いまでは部下の勤怠や仕事負荷を面倒見なければならない時代。

簡単に人員を増やしてもらえればいいけど、なかなか増やしてくれないし、そうなら上司が負担をかぶってあげなければなりません。

そんなこんなでくたくたで帰ってきても、ご飯の片付け食器洗いぐらいは自分でして、妻が洗濯物を畳んでいれば自分も手伝うし、掃除だってちゃんとやる。

人生の身近な先輩である両親の、特に親父よりはやっているという自負もあります。


でもなんか妻が冷たい。きっと機嫌が悪いんだろう。邪険にされるなら自分の部屋かリビングでTVでも見よう。今日もとにかくくたくただ。これでも家事もなんとか毎日やれているしウチの父親よりも俺は頑張っている!大丈夫だろう。

遅く帰るから子供をあやそうにも懐いてくれないし、頑張っても泣かせてしまってすぐママのところへ行ってしまう…。

そんなことを妻に小馬鹿にされ、命令口調で
「あれやってよ!」「少しは手伝ってよ!」
といわれれば、さすがにもう我慢できません。
俺の人生なんだっていうのか?

『くたくたなんだから少し横になってもいいじゃないか!あとでやるからちょっとだけでも休ませてくれよ!』

妻は朝必ず仕事に行かなければいかないわけでもないし、週何日間のパートだけ。
そんなに大変じゃないだろう。
でもなんでそんなにイライラしてるんだろう。家に帰ってもイライラの妻なんか
相手にしたくない…。

早く帰っても妻と子供のタッグにもう入れないし。どうでもいいや。遅く帰るようにしよう。


というのが夫側の言い分です。

次回は夫婦のこの件に関して考察を深めていきます。